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一〇〇〇ヘクトパスカル [読書]

『一〇〇〇ヘクトパスカル』読みました。

一〇〇〇ヘクトパスカル (講談社文庫)

一〇〇〇ヘクトパスカル (講談社文庫)

  • 作者: 安藤 祐介
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2016/05/13
  • メディア: 文庫


題名的にはあちこちに気象関係の何かが絡む話かと思いきや、就職控えた大学生がこれからの就職をどうしようかというお話でした。
ヒロインは気象絡みで主人公にきっかけは与えますが、それ以降はいろいろな都合で遠ざかる一方ですね。地元に彼氏いるし。
結局空の話は奮起するきっかけではあるんですが、最終的に就職先となる写真家への道のりがよくわかりません。デジタル一眼レフカメラを友達から借りてシャッター押すだけで写真を撮っていた主人公がなんで職業として写真家までいってしまうのか。
現在社会に不満をさんざん並べたあげくにエスケープですから。
あと、成功するまで早すぎって言うか、なんというか。
あと、これ、気象モノではなくて、音楽モノですよね。
と、言うように、何が主体か今ひとつつかみづらい作品であったのかと。
最後にもう一つ、合コンで初見の女性と寝ちゃう話はいるんでしょうか?どうなんだろう?

ちょっと批判的な意見が多くなっちゃいましたが、タイトルから違う展開を期待しすぎたんでしょうかね。

日常の彼氏持ちヒロインとの絡みは割と好きな感じだったんですがね。

では、また、晴れた空の日に。

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