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あの日の花火を君ともう一度 [読書]

『あの日の花火を君ともう一度』読みました。(2016/9/17読了)

あの日の花火を君ともう一度 (双葉文庫)

あの日の花火を君ともう一度 (双葉文庫)

  • 作者: 麻沢 奏
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2016/08/04
  • メディア: 文庫


これは、『君の名は。』と非常に似たお話ですね。
ある日、日記の反対側に自分の知らない自分の日記が書かれているのを発見する。そこでは、違う彼と付き合っている自分がいる。日記を通して、お互いの状況を伝え合うのだが、自分の世界の恋人は交通事故で死んでしまう。その後、違う幼馴染と付き合うのだが、また日記帳に違う自分の日記を発見する。でも、それは、違う世界ではなく3年前の自分であることに気付く。過去の自分に事故のことを伝えて、死んでしまった彼を救うか。だが、彼を救えば、今の彼との関係はなかったことになってしまう。葛藤の末、主人公の選んだ選択は・・・。みたいな。
結論から言うと、主人公は過去の彼を救う道を選ぶのですが、貧乏くじを引くのは自分だけになるという結果に。過去の彼との関係は高校入学時に壊れ、過去の彼が死ななかった世界は新しい彼も違う恋人を作っている。
得る代わりに失うものは大きかったのか、小さかったのか。まぁ、命がかかってるんで、なんとも言えませんが、もし自分が同じ立場になったら、どうするんでしょうね。何もしなければ、彼は死にますが、過去といえば過去です。難しいですね。きっと、過去を変えない理由を探しそうな気がします。で、結局そのままと。大事なのは、できるかじゃなくて、今がする時かを判断できるかなんですよね。自分はその時を逃すでしょうね。

では、後悔しない明日で。

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