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失われた過去と未来の犯罪 [読書]

『失われた過去と未来の犯罪』読みました。(2016/10/31読了)


失われた過去と未来の犯罪

失われた過去と未来の犯罪

  • 作者: 小林 泰三
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
  • 発売日: 2016/06/02
  • メディア: 単行本



突如として短期記憶しか持てなくなった人類が長期記憶を外部装置にゆだねてしまった世界のいろいろな問題。最近よく見る『記憶』=『人格』のお話ですね。外部装置の長期記憶を取り替えると人格まで入れ替わってしまうと。
最初の事件は、未来のお話を書きたいがための設定だと話半ばで気づきます。入れ替わったときに肉体に残る記憶をうまい具合に消すのが最初の事件なんだと。なので、記憶と人格がとかはどうでも良くて、肉体と意志・記憶が取り替え可能な未来のあれこれのお話なんですね。
まぁ結局個人のエゴでいろいろと事件が起こるのはご想像の通りです。
記憶と人格・・・これをひもとける未来は来るんでしょうか?

では、いまの記憶と人格があるうちに・・・。


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