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四月は君の嘘+いちご同盟+α [読書]

漫画の『四月は君の嘘』と小説『いちご同盟』読みました。

同じような話を続けて3つも読んじゃいました。
自分の中のマイブームですね。

作品的な順番は『いちご同盟』→『四月は君の嘘』→『君の膵臓をたべたい』になるのかな?

『いちご同盟』は後2作のまあオリジナル?になるんでしょうか。
今ひとつヒロインの性格が見えてこないので、読解力の乏しい自分としてはちょっと理解が難しかったかな?
ピアノ好きの主人公と野球のエースの突発的なつながりがわからなかったのと、ほとんどしゃべらない主人公をヒロインが好いた理由も自分には今ひとつ消化不良でした。
もう何回か読めば何か見えてくるのかな?

『四月は君の嘘』については、何かアニメとか劇場化とか有名な作品らしいですね。
『いちご同盟』でわかりにくかった部分をより大衆向けにわかりやすくしたのかな?
設定は驚くほど似てますしね。
ピアノを弾けなくなった天才ピアニストが成長していくお話は、多くの方と同じように結構泣けました。
亡くなった主人公のお母さんの逸話が特に泣けますね。
なんだかんだいってヒロインってほとんどヴァイオリン弾いてなかったんですよね。主人公の中では結構弾いてたみたいですけど、リアルでは2回だけ。練習とかでは弾いてましたが、最初に主人公を引っ張り出した2人の演奏が最終話まで彼を引っ張り続けたのはすごいの一言です。
欲をいえば、もっと演奏シーンがあるとよかったのかなと。でも、結局主人公を引っ張るきっかけは音楽だったけど、引っ張り続ける要因となったのはヒロインの魅力なので、ある意味ヴァイオリン奏者としてのヒロインは二次三次要素だったのかな?
あと、最後の演奏の時、未来のピアニストが涙流してましたね。世代が変わってもストーリーは続くってことでしょうか。

と、3作品を読んで、後になるほどより一般人に近づけていったのでしょうか?
前2作には野球のエース、ピアノの才能、ヴァイオリンの才能、サッカーのエース等なにかしらわかりやすい個性があったのですが、『君の膵臓をたべたい』では普通の高校生に若干の色づけ程度にしているので、より視点を合わせやすいようにしたんでしょうかね。
でも、似たようなストーリーでも人や環境なんかが違うとやっぱり違う魅力があって面白いですね。

3作品の好きな順位を並べると

『君の膵臓をたべたい』
『四月は君の嘘』
『いちご同盟』

かな?

高校生時代の自分は『君の膵臓をたべたい』の主人公に似てるので、一番親近感がもてたのかな?
友達いませんでしたが、特に表立って拒否するわけでもなく、昼休みは図書室いって本読んでましたし。
ただ、主人公ほどクールでもなかったし、勉強も今一だったので、凡庸な人生歩み続けてますが。
なんかこういう青春恋愛小説読むとおっさんも若返ったような気がしますね。

あと、これらの作品を読んだ後、中島みゆきの『誕生』が聴きたくなりました。
『君の膵臓をたべたい』とよく合うんですよね。
中島みゆきはどろどろの歌が多いんですが、たまにぐっとくるのを入れてくるんですよね。まぁどろどろのも自分は好きですが。
興味を持った方は是非聴いてみてください。
『EAST ASIA』っていうアルバムに収録されてるんですが、他に『二隻の舟』『糸』なんかも作品に重ねられるかもしれません。
すいません、中島みゆき押しになっちゃって。

さて、そろそろ青春恋愛ものも食傷気味なんで、他のジャンルも読んでみないとな、とか思ってます。
時間見つけて本屋さんいって、表紙買いしてこようかな。
(ちなみに『ラメルノエリキサ』と『また、同じ夢を見ていた』は半表紙買いです。)

面白い本に出会えますように・・・

それでは、また。





四月は君の嘘 コミック 全11巻完結セット コミック (講談社コミックス月刊マガジン)

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  • 出版社/メーカー: 集英社
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