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チョコレート・コンフュージョン [読書]

『チョコレート・コンフュージョン』読みました。

チョコレート・コンフュージョン (メディアワークス文庫)

チョコレート・コンフュージョン (メディアワークス文庫)

  • 作者: 星奏なつめ
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
  • 発売日: 2016/02/25
  • メディア: 文庫


極悪顔アラフォー男とアラサー才女の勘違いどたばたラブコメ。
最初、男の良さを表すのに潔癖症にしたのかなと、いぶかしんだんですが、ギャグ要素の種でした。何ページがごとに笑えました。見た目と内面のギャップが面白い。強面のくせに内心はほぼ乙女。才女の外装の内側は結構ミーハー。純粋に面白く笑えた作品でした。
あと、こころに残ったのは、

「ゆとり教育をうけた人を受け入れるゆとりがない会社」

でしょうか。
たしかにそうですね。年若い新入社員に自らのゆがみのつけを払わせるような意見がちまたではまかり通っていますが、たかだか教育方針が変わった程度の若者ごときに責任を転嫁するのは立派な大人がすることでは無いですね。
どんな教育を受けてきたのであれ、自分の会社を好きにさせられないのであれば、それこそ今の社会人の方があたまの中がゆるゆるのゆとり状態ですね。
あと、交際が交換日記で進むあたりも笑えました。でも、口から出る言葉と違って、文章で相手に思いを伝えることって難しいですよね。特に最近は文章を書く機会も減ってしまいましたし、自分も意識してペンをとって文章を書いてみようかなと思わされたお話です。
まぁ、とりあえず、ハッピーエンドになって良かったです。

それでは、また。
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