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殺戮にいたる病+おまけ [読書]

『殺戮にいたる病』読みました。(2016/7/2読了)

殺戮にいたる病 (講談社文庫)

殺戮にいたる病 (講談社文庫)

  • 作者: 我孫子 武丸
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1996/11/14
  • メディア: 文庫


連続猟奇殺人ものですかね。
進められて読みましたが、猟奇な表現のところは若干引きましたかね。
犯人を錯覚させる系ですが、『砕け散るところを見せてあげる』を先に読んでしまっていたので、驚きはなかったですかね。ってか、真犯人の日常描画(犯罪に関わらないところ)がほとんど無いので、犯人がわかってもふーんって感じになっちゃうんですかね。
犯人は捕まった様ですけど、あまりすっきりはしない最後だったような。
進めてくれた人から聞くまで、状況もよくつかめませんでしたし。
自分としては、何かしら明るい側面があった方がよかったかな?ギャップみたいものがある方が好きかなと。
感想もまああまり無いと言えばないかな。

で、あまり感想がなかったので、また、読めなかった本を。
『COLORS』がだめでしたね。

COLORS

COLORS

  • 作者: カスヤ ナガト
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2016/07/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


内容的には面白そうだったんですが、表現方法がなじまないというか、比喩表現みたいな書き方が合わないというか、やたらマルボロ(たばことは言わずマルボロ)吸いたがるんですよね。主人公以外の人物との会話もなにか上滑りしているような感じで、主人公が今ひとつとらえられなかったと。後半、変わるのかもしれませんが、教授と飲みに行くあたりであきらめました。
やっぱり、主人公が自分のあたまの中で想像できないお話は、読むのが辛いですね。自分がそこに入っていけないので。

では、また。

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