SSブログ

眠れる美女 [読書]

『眠れる美女』読みました。(2016/7/21読了)

眠れる美女 (新潮文庫)

眠れる美女 (新潮文庫)

  • 作者: 川端 康成
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1967/11/28
  • メディア: 文庫


川端康成のフェチ小説。
裸で眠らされている少女の横で添い寝をさせる店で添い寝するだけの老人のはなし。
特に直接的な行為に及ぶことはありません。ほとんどが、老人の過去への回想と独り言で物語は進みます。死んだように眠る少女や美女たち。最後にオチはあります。
この店にきて、自分は他の客(主人公の想像)より枯れてないんだと心の中で言いつのるところに、枯れたモノを感じるのは皮肉でしょうか。結局老人は眠る女達に何もしませんしね。
で、シチュエーションがエロすぎます。さすが世界の巨匠。フェチ過ぎて半分どころかかなりひきます。川端康成の小説は読んだことがなかったので、他の話も機会があれば読んでみたいですね。

では、眠れるうちに。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。