スープの国のお姫様 [読書]
『スープの国のお姫様』読みました。(2016/10/29読了)
失業中のコックさんが、あるお屋敷の専属コックとなり、日々女主人のためにスープをつくる。その傍らでいろいろなお客さんの求めているスープを謎を解きながら探っていく。で、主人公自体も幼い頃に食べたスープを探し求めていて、その屋敷のお嬢さんとそちらも探索していくって、書いていて自分ってあらすじ書くの下手だなとつくづく思ったり。
で、いろいろなお客さんは、
若いときに亡くなった奥さんと食べたスープを探す老人、
過去の音楽家の食べたスープを求める執事さんの元奥さん、
偉大な画家のスープと息子と行き違う作家、
偽物のスープと女主人の妹、
そして、母親に作ってもらった幻のスープを求める主人公
と行ったところでしょうか。
展開は、スープのお題が出され、主人公が一度失敗し、お嬢さんが博識っぷりでサポートしつつ主人公が気づいてリベンジ的な感じで。
最終的に、主人公とこのお屋敷のつながりはある人に仕組まれていたわけですが、さっぱりしたスープのように、すんなり受け入れられる程度の策略ですね。
まぁ、最初からちょっと上にいる感じの登場人物と言えば登場人物ですが。なぞ的なモノはスープとともに溶けるので後味は悪くないです。
では、お好みのスープが見つかりますように。
P.S.あ、この記事でちょうど100だ!遅っ!これからもよろしく(*´∀`*)ノ
失業中のコックさんが、あるお屋敷の専属コックとなり、日々女主人のためにスープをつくる。その傍らでいろいろなお客さんの求めているスープを謎を解きながら探っていく。で、主人公自体も幼い頃に食べたスープを探し求めていて、その屋敷のお嬢さんとそちらも探索していくって、書いていて自分ってあらすじ書くの下手だなとつくづく思ったり。
で、いろいろなお客さんは、
若いときに亡くなった奥さんと食べたスープを探す老人、
過去の音楽家の食べたスープを求める執事さんの元奥さん、
偉大な画家のスープと息子と行き違う作家、
偽物のスープと女主人の妹、
そして、母親に作ってもらった幻のスープを求める主人公
と行ったところでしょうか。
展開は、スープのお題が出され、主人公が一度失敗し、お嬢さんが博識っぷりでサポートしつつ主人公が気づいてリベンジ的な感じで。
最終的に、主人公とこのお屋敷のつながりはある人に仕組まれていたわけですが、さっぱりしたスープのように、すんなり受け入れられる程度の策略ですね。
まぁ、最初からちょっと上にいる感じの登場人物と言えば登場人物ですが。なぞ的なモノはスープとともに溶けるので後味は悪くないです。
では、お好みのスープが見つかりますように。
P.S.あ、この記事でちょうど100だ!遅っ!これからもよろしく(*´∀`*)ノ
羽衣幻視 [読書]
『羽衣幻視』読みました。(2016/10/27読了)
人工知能が社会インフラの隅々までを支配している世界で、暴走を始める人工知能。それにあらがう4姉妹。
だけどこの姉妹は実は人形です。
見た目だけですけど。
題名の羽衣と唱えると4姉妹はそれぞれ象徴があって、変身したりします。で、主人公を助けたりします。が、この主人公もわけありだったり。でも、今ひとつ煮え切らないまま物語は終わっちゃいます。伏線が回収し切れてないのか、続きがあるのか?生も死も生物も無機物も曖昧な世界で、是非決着のつく話を続けてほしいかな?
今ひとつ感想も支離滅裂ですが、お許しくださいね。
人工知能が社会インフラの隅々までを支配している世界で、暴走を始める人工知能。それにあらがう4姉妹。
だけどこの姉妹は実は人形です。
見た目だけですけど。
題名の羽衣と唱えると4姉妹はそれぞれ象徴があって、変身したりします。で、主人公を助けたりします。が、この主人公もわけありだったり。でも、今ひとつ煮え切らないまま物語は終わっちゃいます。伏線が回収し切れてないのか、続きがあるのか?生も死も生物も無機物も曖昧な世界で、是非決着のつく話を続けてほしいかな?
今ひとつ感想も支離滅裂ですが、お許しくださいね。
ニルヤの島 [読書]
『ニルヤの島』読みました。(2016/10/24読了)
記憶を完全に再生できる未来で、死後の世界について追い求める人たちの物語。
物語はいくつかの主観で進んでいきます。学者であったり、大学教授であったり、現地の少女であったり、日本の血の入った現地の若者であったり。最後にそれらの物語がひとつに結ばれていきます。
で、内容がやたらと難しいです。特におそらく主人公である学者さんの物語が最初何を言ってるかまるでわかりませんでしたが、不思議と読むのをやめられない感じでした。何ででしょうかね?ぐるぐると繰り返すような物語があちこちで続いていくんですが、微妙に違っている。で、君の名は。みたいな感じの種明かしも。
でも、記憶を再生出来るだけで精神世界の死後の世界を消し込めるモノなんでしょうか?意志と記憶の分離はこういったSFものの課題に思えますね。最近は記憶=人格みたいな物語が多い気もしますが、自分としては何か違う感じもするんですよね。完全な記憶があっても人格は成立しないとなんとなく思うんですが、どうなんでしょう?
では、忘れられない記憶になることを祈って。
記憶を完全に再生できる未来で、死後の世界について追い求める人たちの物語。
物語はいくつかの主観で進んでいきます。学者であったり、大学教授であったり、現地の少女であったり、日本の血の入った現地の若者であったり。最後にそれらの物語がひとつに結ばれていきます。
で、内容がやたらと難しいです。特におそらく主人公である学者さんの物語が最初何を言ってるかまるでわかりませんでしたが、不思議と読むのをやめられない感じでした。何ででしょうかね?ぐるぐると繰り返すような物語があちこちで続いていくんですが、微妙に違っている。で、君の名は。みたいな感じの種明かしも。
でも、記憶を再生出来るだけで精神世界の死後の世界を消し込めるモノなんでしょうか?意志と記憶の分離はこういったSFものの課題に思えますね。最近は記憶=人格みたいな物語が多い気もしますが、自分としては何か違う感じもするんですよね。完全な記憶があっても人格は成立しないとなんとなく思うんですが、どうなんでしょう?
では、忘れられない記憶になることを祈って。